奮起 ファイト〜!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパ〜〜シ!! TopStarのキットを買ってピッカピッカのウレタン塗装に仕上げるぞ!と思っていたが季節は春は過ぎ、夏も過ぎ、秋になっても一向に手が付かない状態・・・・(TДT) そんな時Mさんから (゚∀゚)神のヨカーン 仕上げてあげるよとのお言葉。Mさんと言えば去年はあのブルーエンゼルの復刻版を見事な仕上げをして松本の飛行会でも人気をさらってしまった位の腕の持主だ。
もうしっかりお世話になることになり1月中にも生地完になる予定でそろそろ配色を考えなければならなくなった。箱絵の配色はメーカーには申し訳ないがあまりデザイン的に良いとは思えないのでオリジナルのデザインを考えることになった。

最近、気に入ったデザインとしてはルルーのマジェスティックあたりが今までにあまりないデザインで結構気に入っているが、やはり以前のプレトナがキュラーレやマジックでやっていた面で配色する手法が自分的には気に入っている。まずは図面をデジカメで撮影してIllustratorで輪郭をなぞり、その輪郭に対して色々なパターンを試してみた。そこで今回のデザインで留意した事を項目にしてみた。
- デザインのモチーフは主翼なら前縁を基準とした並行四辺形の重なった図形で構成する。前縁にかかる平行四辺形は赤にしてヒコーキが正面を向いた時の視認性を高めた。輪郭線を試しに入れてみたがどうもしっくりこないので色の重なり目もラインを入れることはしなかったが、主翼はややフィルム張りのような感じになってしまった。
- 主翼下面は赤を基調としてなるべく表と相違させて姿勢を判りやすくした。最近多いピンクでは曇天時に視認性が悪くなるのでやはり赤とした。
- 胴体も垂直尾翼の前縁の傾斜を一辺にした平行四辺形の図形をモチーフにしたが主翼の平面形と異なり胴体は形状が複雑なのでデザインが2転3転した。ベリーパンやカウルと胴体に色分けラインがくるとマスキングが大変なのでそこはすべて単色にしたが、ラダーやエルロン、エレベーターは表のみラインかかかってしまった。
- 直線のみで構成されたデザインにした。個人的には曲線は余り好きではなく、Mさんからも「マンドクセ〜から曲線は勘弁してね」と言われているので一切入れていない。
- 色使いとしては空で視認性の高い赤、対比色の青、青との組合せが好きな緑色系の色としてOS2やWindowsのデスクトップの背景色で最近RC界でもブレークしているターコイズを使用することのした。
- 細いラインは一切入れないのでデザイン的にアッサリした感じになるので文字を多めに入れる事にした。と言うか文字が多くなったので配色をアッサリさせたと言った方が正解か。ちなみに文字は斜めに配置するのでイタリック体(傾斜体)では文字を右左に配置した時に非常にバランスが悪くなるので採用はしなかった。また胴体に入れる文字もイタリックにすると左側は良いが右側が非常にバランスが悪くなるが、ほとんどの完成機では無視してイタリックを使っているが如何なものかと思う。お気に入りのゴシック系のSwissのヘビーボールドというフォントを使っているが完成機で多いのはローマン系の飾文字を黒で配置しているが、デザイン的に見ると配色と文字が分離しているよう感じで好みではない。
ちなみに実機では文字は認識番号等なのでローマン系の文字では視認性が悪いので一切使用されていない。アクロ機でスポンサーデカール位しか見ることはできない。( ゚Д゚)/ ハナシガソレタYo!!
以前は塗りのヒコーキは文字が多いとマスキングが大変で、かといってステッカーだとせっかく磨きを入れた表面に段ができてしまう。今はSTIKAがあるのでお手軽に文字をバンバン入れることができるのでデザイン的に自由度が増した。F3Aの世界選の出場機の写真を見ていると色分けはアッサリと文字をたくさん入れる方向になると思っているが、日本では最近特にゴテゴテのデザインの完成機が多くなってきてしまったような気がする。もっとアッサリしていた方が良いと思うのだが・・・・