TOP STAR その1(キット内容)

F.Airを飛ばしだして3ヶ月目、ファンフライはそれはそれで楽しいけどまだまだ初心者レベルだ。ところがここのところ停滞気味なので何か気分転換というか、気持ちをリフレッシュしなければいけないと思うようになってきた。そんな折、昔のスタント仲間からちょっとお誘いがあった。
それじゃ奮起イッパ〜シ!!!(ついどこぞの掲示板の言葉が出てしまう(´д`)ヤレヤレ)140クラスのスタント機をやってみる気になったがお金はすっかりファンフライ機で使果たしてしまったのでガリレオワークスの半生地完成のキットを買う予定がすっかり予算不足、(ノД`)ノボンビー
ところがMKより発泡スチロール翼の新型機「TOP STAR」が去年発売になったのでさっそく模型屋さんにチュモ〜ン!、が、模型屋さんいわく「このヒコーキは受注生産なのでかなり待っていただくことになりますよ〜、ハハッ(笑)。」
ガ━━(゚Д゚;)━━ン! ハハッ・・・・ってそれはほとんど当分買えないって事ですかい・・・・一応注文だけでもお願いしてトボトボと店を後にした。ところが10日ほどすると「入りましたよTOP STAR!!」と電話があった。「マジですか!マシですか!マジですか!」と連呼した。あれほど来ないと言ったのに・・・・

MKはフラグシップモデルにはこれでもかという位、加工精度を上げたり、凝りに凝った設計であったり、バルサの材質も他のキットメーカーでは考えられないくらい上質なキットをリリースしてくる。その姿勢はほとんど職人気質に近いものがある。その最たるキットが今から10年位前に発売されていたサイレントだ。組立てるのがもったいない位で、今後ここまで内容を持ったキットはもう出せないのではないかと思う。
そんなこんなでMKのフラグシップなのでちょっと期待してキットの箱を開けてみる。

こんな箱が届いた。この中にキットの外装箱が入っているのかなと思い開けてみると・・・・
1枚ダンボールの板をはさんでもう発泡スチロールの主翼と尾翼が出てきた・・・・って事はこの地味な箱が外装箱ですか・・・・何も書いてないなんて地味すぎます・・・・(ノД`)ノ
ちなみにエルロンサーボの穴はもう開けてありました。
主翼と尾翼の翼型です。今風の層流翼になっています。プランク材はソフトとミディアムの中間くらいの板目の2mmバルサが使われています。ややピンク色でおそらく1本の木から製材したもので、良く見ないと接合面が分からない位なほど均一な材質のバルサ材が使われています。
主翼と尾翼を出すとその下に箱が2つ入っています。ちなみに箱絵はいかにもプリンタで印刷したA4のものが入っていたので大きい方の箱にセロテープで貼り付けてみた、実際は白無地の箱です。
大きい方の箱にはキャノピー、アンダーカウルなどのFRPパーツ、スチロールコアの各舵面類、大まかに整形済のパルサ製のノーズブロック等が入っている。小さい方はバルサ部品で出して見てみたいけど、MKのキットは箱詰めも芸術的で一度出してしまうともとに戻そうとしても入りきらなくなってしまうので作り出すまで出せないのです・・・・(´д`; )
バルサ製のノーズブロックです。かなり軽いバルサが使われていてかなり軽いです。サイレントの頃から積層してある程度成型まで施したバルサブロックが入ってくるようになったが、どうやってこんな風に丸く機械成型しているのかなぁ・・・・(?∀?)
キャノピーはけっこう延ばしてあり軽いです。が、やっぱり夏場の変形が心配・・・・FRPで作りなおすという手もあるが透明なものは作れない・・・・
小さい箱のバルサの部品です。部品番号にみんなFがついているのでみんな胴体用のパーツだ。ちなみに昔はこーゆー部品はみんなダイカットだったのにこのキットはバラバラになっているので違うのか・・・・それにしてもバルサの色はほとんど同じで実に良く材質の管理がされています。すごいの一言だ。(・∀・)イイ!!
こちらはVが付いているので垂直尾翼関係かな、ちなみにMKでは主翼関係がW、胴体はF、垂直尾翼がV、水平尾翼がHと言う具合に部品番号が捺印されていて、どこぞのメーカーのように図面に書かれた部品リストから探し出すのとはちがい、似たような形の部品の間違いを防止するだけではなく作業時間の短縮にもなります。こーゆー所のこだわりがMKらしい。(・∀・)イイ!!
主翼の図面はA2サイズの縮小版でした。まあ発泡スチロール翼だから原寸図は必要はないけどね。ちなみにセンター部はバルサ組みなんだね。( ゚Д゚)/ ビックリマシタ!!
ちなみに胴体もA1の1/2スケールの縮小図面でした。はめ込み式のようなのでどうも原寸図はいらないようだ。エンジンはOSを推奨しているようだけどもちろんDingoを載せる予定。

やっぱりMKのフラグシップだけあってバルサの品質はものすごく(・∀・)イイ!! の一言。リブ組の主翼はねじれないように神経を使うし、ペーパー掛けでは技がないので波打ってしまったり抵抗があるけど発泡スチロールは手軽に作業できるのでばろの群長にはぴったりだ。また重くなると言う人もいるが接着剤を工夫すると生地の状態でプラス数十クラムだ。逆にスチロール翼は重量分布が比較的均一になるので翼の座りも良いような気がする。ヨーロッパの連中はほとんどスチロール翼なのも手軽に作れるということもあるがやはり飛び方も一味違うからだ。ちょっとお楽しみ増えた。