Focus グラスカウリング成型編

FOCUSはキャノピーができところでとりあえず飛ばす事ができるようになったが、次なる難関はカウリング。雄型やら雌型を作ったりしてすったもんだしている時間の方がけっこうかかりヒコーキ本体の製作よりもこっちの方がよっぽど時間がかかった。
バルサで作った雄型
キャノピーと同じく20mmバルサを積層して形にする。後側とスピンナーの丸いところにはベニア板を接着して型を補強した。キャノピーに比べ形が複雑なのでポリパテ等で修正しなければいけないところも数箇所あった。あとはキャノピーと同じようにポリエステルをしこたま塗り付け、1000番位のペーパーで水研ぎをしてコンパウンドでテカテカに仕上げた。最初はこの型から一体物の雌型を作る予定だったが、雌型用に張りつけたガラスクロスがこの型からどうしても抜けず、一体物を断念して左右分割にした。(>_<)
FRP製の雌型
雄型に3〜4枚位ガラスクロスを積層して雌型の成型。型から外した後はフランジの部分をガラス板の上に半分の雌型を置いて20mm幅位のガラスクロスで成型。あとは型を丈夫にするためガラスマットをポリエステルをたっぷりしみ込ませて積層。肉厚は5mm位になりちょっとやっそとでは変形しない。かなり時間がたった現在では金属のようだ。
最後に内面はゲルコートではちょっと磨くとガラス繊維が出てきそうだたのでポリエステルを塗り、ペーパーで水研ぎをしてコンパウンドでピカピカにした。
成型完了品(左右接合済)
接合部がどうしてもデコボコしてしまうのでこのあとポリパテで修正が必要。(-_-)まあ、塗ってしまえば判らなくなるけどそれにしてもピンホールが多いっす。ずいぶんと気を使っているのに・・・・市販品はさすがにプロの技だ。(ポリエステルがたれていたりする・・・・(^^ゞ)