Focus キャノピー成型編

キャノピーはけっこう苦労した。アルバムでも書いたけど、どうしてもうまいく成型できないので山梨の西岡さんのところに電話をしてヒントをいただいた。押え型に問題があるようなのでそれを作り直したところ何とか成型できるようになった。
雄型と塩ビ板伸ばし棒
雄型は20mmバルサを積層し前後に3mmべニアを張り補強した。あとは片刃のナイフで削りだし200番くらいのペーパーで仕上げた。次にポリエルテルを何度もしこたま塗り最後は1000番位の耐水ペーパーで水研ぎをして極細のコンパウンドで仕上げた。けっこう疲れる作業だが西岡さんによるとバルサ生地のままでもそこそこのキャノピーが成型できるとのこと・・・・(ーー;)
最初は10mm位のべニアでキャノピーの形に穴を開けた板を2枚作り、塩ビ板をはさみ電器コンロでフニャフニャにして押さえつけたが雄型が冷たいのですぐに塩ビ板が固くなり成型できなかった。雄型もバルサなので温める訳にもいかず途方にくれたが、西岡さんのヒントでこの押え棒に塩ビ板をはさみ、2人がかりでまず上から押さえつけたあと今度は雄型に塩ビ板を巻きつけるようにすると簡単に成型できるようになった。(^o^)丿
成型済キャノピー
普通キットなどに入っているキャノピーは水平に縁が付いているが、この自作キャノピーは雄型に巻きつけるように成型しているので縁は垂直方向に付いている。縁には釘で打ち付けた穴もあります。
基本的にあまり塩ビ板は延ばしていないんで(延ばせないので)キットのキャノピーのように肉厚が薄くはなく、炎天下でも変形しない。けどちょっと重たいっす。(^_^;)