TopStar (加藤無線飛行機) |
エンジン |
YS FZ-140Limited / YS DZ-140Dingo |
プロペラ |
APC 15×12(8700rpm) / 15×13(8800rpm) |
エルロン サーボ |
Futaba S9201 (analog w:46g t:3.6kg 0.13sec)
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エレベーター サーボ |
Futaba S9252 (digital w:50g t:6.6kg 0.14sec) |
スロットル サーボ |
Futaba S9601 (analog w:36g t:2.4kg 0.15sec) |
ラダー サーボ |
Futaba S9203 (analog w:53g t:5.5kg 0.11sec) |
送信機 |
Futaba 1024ZA WCT |
受信機 |
Futaba R149DP 72MHz |
バッテリー |
Futaba NR-4RB(4.8V 1000mmA 112g) |
タンク |
MK 角型545cc |
マフラー |
ハットリ #692 (460mm) |
マニーホールド |
ハットリ #791 |
仕上 |
主翼胴体 共にオラカバドライ / ウェット |
飛行重量 |
4400g |
■ 概要 ■ |
Taijiから140クラスに移行するのに何か良いヒコーキがないかと考えているるとヤフオクにジャンクと言う事でTopStarが出ていたので落札してみた。現物を取りにってみるとかなり状態は良くなくとりあえず飛ばせるまでにけっこう時間がかかった。
前の前オーナーがスタント機の製作に精通していないらしく製作や仕上はかなりラフだったのでフィルムを全部はがして翼端や胴体などのバルサブロックはもう一度削りなおした。基準線を引けないのでかなりラフな作業になってしまった。主翼センターのグラス巻もほとんどサンディングされていなかったのでサンディングしてみたがポリエステルがすでにカッチンカッチンになっていて研ぐ事ができなかった。ちなみにフィルムを剥がす時にドライヤーで温度をかけて剥がしていたらプランク材も剥がれてしまい、しかたなく1mm位の穴をプランク材に空けて発泡スチロール用の瞬間を流しこんで接着したがかなり大変な作業で一時はどうなるかと思った。 ポリエステルで再度、耐油処理処理を行いフィルム張を行ったがすべて重張りで、下張りはドライ、上張りはウエットを使い気泡が入るのを防止した。 |
マフラーはハットリ製のロングタイプ、確かに長いのですがこのヒコーキは2stエンジンも積んでいたらしくマフラーのスペースは充分でニシオカ製のスタンドを使用しても排気口をスタンドの外に出せるので汚れなくて都合が良い。現在は排気管にやはりニシオカ製の延長チューブを付けているので廃油による汚れも最小限で済んでいる。
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リンケージはいつもの使い慣れた物を使った。エルロンはボールリンクとベルウッドのBBタイプ、耐久性も充分だ。エレベータはサーボ側がテトラのボールアジャスター、ホーン側はMKのBBアジャスター、このアジャスターも堅牢で耐久性も充分だ。ラダーは定番のIM製ワイヤーリンケージ。
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エンジンは以前購入したFZ-140Uをシャフト交換してLimited仕様にした物をとりあえず搭載、マフラーはやはりエンジンと同時に購入した460mmのロングタイプを使用した。マウントはGOモデル用にオニメナットが埋込んであるので手持ちの物を使う事ができた。
1年位とばすとさすがに160の時代ではパワー不足を感じたのでDZ160は持ってはいるがいきなりではパワーに振回されると思いDZ140を搭載することにした。 マニホは破損対策を施したので振動で折れることは無かったがDZ140はファンネルを水野製作所の巨大ファンネルにしたら破損防止バンドがジャバラと接合部に取り付けられなくなり位置を少しズラして装着してしばらくしたらやはり折れてしまった。 そこでテフロンチューブで接続する事にした。テフロンチューブにしてから約100フライトまだまだ使えるようだ。使用した燃料から計算すると(4ルットル缶で10フライト、で現在まで36缶使用した)ばろの群長のところで350フライト、前オーナーはどの位フライトしているかは不明だが回数的には600〜700フライトに達していると思う。 |
■ フライト編 ■ |
軽量に仕上がったので当初はFZ140で飛ばしていたがやはりDZ160の時代、パワー不足を感じてきたのでFZ140で約1年間飛ばしたがDZ140に交換。パワー的には4.8kg位の重めのヒコーキにちょうどDZ160を積んだ位のパワー感になった。
設計が古いので現在主流のヒコーキに比べると違和感があるかもしれない。まず胴体が細く垂直尾翼が大きいのでヨー方向の直進性は良い方だが風見効果が激しい、ところがナイフエッジでの浮きは良く、8ポイントロールなどは中スローで行わないとラダーが敏感で浮き上ってしまう。またノーズが長くテールが短いモーメントになっているのでピッチング方向の安定性はイマイチでエレベータの初期の利きが敏感なのでエクスポネンシャルは多目にしないと違和感が残る事になる。 脚はボーリーのラージを使用しているので地上姿勢は高くなり離陸は中スローでも浮き上り、風の無い時は非常にスムーズに離陸する。岐阜の検定会では風が弱かったこともあり離陸で10点をもらった。10点がもらえる事はこれが最初で最後になるかも知れない。 |
■ 履歴 ■ |
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