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ClimbとRockyを重ねてみた。主翼は前記の通り外形形状は全く同一だがClimbにはセンター翼のスパーには3×3mmのヒノキ材が下面側に追加されている。下面側だけなのでバンザイ(マンセ〜)防止だと思われるがプランク材を薄く削りこんでしまったのでけっこう重要になった。
胴体もスペック上ではこの2機はほぼ同じ長さだが前に重量物のあるClimbはかなりテールモーメントが長い。しかも尾翼は後退角が付いているのでさらに長くなっている。
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メカ積の様子、と言ってもこれだけの事だけどRockyは軽量化のため付属のリンケージロッドは使用しなかったがこのクラスはモーターのパワーもけっこうあるので確実なリンケージが可能な付属の物を使用した。サーボベットはFutabaのS3103に合せてカットしたあるのでそのまま搭載が可能。受信機はプラ板を貼付けそこにリャンメン(両面テープ)で固定した。Vテールは説明書の通りVテールの設定ではなくエレボンで設定すれば問題なくセットアップできる。
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機首部の様子。パワーユニットはもちろんQRP製、オープンフレームの減速ユニットは○Mの400クラスや凶小の540のギヤダウンと比べるとピカイチの造りになっている。ギヤやフレームの精度もかなり良く割合静かに回る。クローズタイプでグリスアップできればさらに静かになりギヤの寿命が伸びると思うのだが・・・・( ゚Д゚)/ ムリユーナYO!
モーターはマブチのRS-380PHタイプ(いわゆる400クラス)で逆転進角が施されている。それにしてもこのモーターはばら売りでRS-380の定価プラス\80で手に入るのでコストパフォーマンスはかなり(・∀・)イイネ!!
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機首横の図、なぜかこのグライダーは胴体保護のためのソリがない(・ω・ )モニュ? そこでベニアで作ろうと思ったがふと見ると割箸があったので適当に切って瞬間で取り付けた、けっこう軽い材質なのでベニアよりいいかも、余った部分で尾ソリもつけこれで飛行場で飛ばしてもオッケイだ。
アンプはGWSのCS-600でMAX30Aの物だがちょっとオーバースペックなのでその下のクラスでCS-480という物でもオッケイだと思う。
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胴体下部のバッテリー室、前記のGWSのアンプはスイッチがないのでバッテリの取付の時、いきなりモーターが回りださないかちょっと怖いヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
ちなみにバッテリは8.4Vの500mmA ARタイプがお勧め、モーターグライダーはパワーONしている時間は20〜30秒程なので容量よりもパンチ( -人-).。oO(・・・・ほとんど死語だがなぜか電動カーの世界ではよく使われる・・・・)があった方がヨイ。
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特長的なVテール( ・∀・)イイ! 組立は三角材で取り付けるので組立作業は比較的容易に行なえる。QRPのホームページにも書いてあるがやはり設計にはノウハウが必要なようだ。Vテールの良い所はスタイルの他にも着陸時に草に尾翼を引っかけにくいので破損しにくいという利点がある。Climbはさらに後退角も付いているのでスキー場で飛ばす時は長い草があっても着陸で破損する可能性はかなり少ないはずだ。
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こちらは下面から見たVテールの図、尾ソリを付けてみますた。リンケージロッドの穴は失敗してしております。あまりつっこまないでおくれヽ(τωヽ)ノ モウダメポ
QRPの製品だけに全体的にこだわりが感じられ高い品質で買っても損はないキットである。モーターグライダーを始めたいエンジン機屋さんに、または大きく出るが万人にお勧めできるキットっすよ。
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