禁断のリチュウムポリマーでEPスチレンペーパー機

夢のバッテリーとまで言われたリチュウムポリマーも高額であったり、取扱いが難しいとかでなかなか普及しないけど、やはり1番の問題点はニッカドのように高い放電電流が取れないからだと思う。ところが最近になって意外な所からその光明が見えてきた。
RC-HOBBYでも発売になったスチレンペーパー製のCOBRA350である。パワープラントはGWS製で自前のギヤユニットとマブチモーターを組合わせたもので、ブラスレスに比べると非常にコストパフォーマンスが良いのでここに来て一気に火が付いた感がある。
さっそくばろの群長も変ったところでGWSのEasyBugを購入しようとしたが、あいにく在庫切れで納期は1ヶ月との事。そこまで待てないのでスチレン機なら自作してしまおうと考え図面を引いたりパーツの購入を始めた。

購入した主なものをならべてみた
電動機をはじめるに当たってはけっこうお金がかかるが、以前電動カーを走らせていたりすでにClimbを飛ばしていたりするので一応電動のツールは揃っている。ところがリポはニッカドとは同じ電動でも異質なものと考えられる。特に充電時に取扱いを誤るとバッテリをオシャカにしてしまったり最悪発火の恐れがあると言う事なので充分に注意をしたい所だ。ほとんどの物はRC-HOBBYで購入が可能だが、ただ今ブレーク中、品薄気味なので消耗品等は多めに買っておこう。

E-Tec ET-P1200-2S
まずはリチュウムポリマー、最初このバッテリーを手にするとどう見ても受信機用の4.8V 500mmAのニッカドをひと回り小さい物にしか見えない。これで7.4V 1200mmAと言うからちょっと驚く。
RC-HOBBYで@\4,256でとりあえず2個買った。う〜ん、8.4V 500mmAのニッカドなら3本買ってお釣りがくる金額だ・・・・(´д`; )  後はコネクタを圧着すれば使えるようになる。

スマートリチュウムポリマー充電器2セル用
燕充電器はリポ対応なので当初はそれで充電すれば良いかと考えていたが、けっこう燕君は使いだすと便利で使用頻度が高く現状でもオーバーワーク状態。これはリポまで手が回らんワイと言う事でリポ用の専用充電器はそんなに高くないので買ってみた。
小型と言うよりどこぞの受信機やアンプのように基板のバラック状態でヒシチューブで保護してあるだけだ。RC-HOBBYで\4,233とオートカットの充電器でこの値段なのでケースには入れられなかったのか・・・・

スマートリチュウムポリマー充電器の裏の図
ちなみにこちらの写真はスマートリチュウムポリマー充電器の裏の写真だがもろ基板の部品面がそのまんまやね・・・・、基板の2/3はオートカットのためのロジック回路で下の方は充電電流の制御回路かな、バッテリー用のJSTコネクタがもうすでに取付けられているのですぐに使う事ができる。
電圧と電流はショートピンで設定するという超アナログ的なので使い方をミスる事はほとんどないと思うが、誤充電を防止する機能も付いているようだ。やはりリポ用はこの位安全面に配慮されていないといけないと思う。ぜひそろえたいアイテムだ。

JSTコネクタキット(オス、メス)
リポの標準コネクタとの事なので買っておいた。バッテリーにはこれを圧着してやらないと使えないがアンプや充電器にはすでに取付けられてあったのでオス側は必要はなかったが高い物ではないのでそろえておいた方が良い。ちなみにニッカド等に使っているコネクタに比べるとかなり頼りないが実績があるようで問題はないらしい。やはりRC-HOBBYで各々\580だった。

GWSギアダウンモーターセット 350C-DS
RC-HOBBYで\2,280というほかのパワーユニットでは考えられない位安い値段設定だが現物を見るとこの値段なら妥当かな・・・・と思ってしまう。つまりかなりお安い作りである。ところがこのユニットでギンギンに飛ぶのだから文句を言ってもしょうがない。墜落させるとシャフトが曲がったりモーターのブラシがすぐ逝っておしまいになるようなので念のため2個買った。

GWS ICS-300アンプ
RC-HOBBYで扱っているリポ対応のアンプはかなり少量生産のようで手に入れるのは絶望とみてヤフオクでHOBBY SHOPα さんが出品しているものを落札した。\1,780なのでこれは安いと思ったがやはりこのメーカーは値段なりの物だ。ただやたら小さくて軽いので軽量化にはかなり助かる。ちなみにDC入力もモーター出力もすでにコネクタが取付けられているので圧着やハンダ付の作業は必要ない。(・∀・)イイ!!

GWSスローフライペラ12×6(2本セット)
GWSのパワーユニット専用のプロペラで昔のゴム動力のライトプレーンのプロペラに雰囲気がクリソツだ。しかもオレンジ色なので実に安っぽい。値段も比較的安い設定でRC-HOBBYでは2本で\540で売っていたので3セット、6本購入した。ちなみに11×8というのも1セット買った。
そんなに高くはないと言っても折れてしまうともったいないのでみんな接着剤でつないだり、プラ板で欠けた所を修正して使っているようだ。いや〜、いい事を聞いたのでさっそくばろの群長も実践します。(・∀・)イイ!!

Quick 6ch FM RECEIVER
QuickはBBSで去年の暮あたりから激安のキットが話題になっていたが値段が値段だったので皆、少し懐疑的で引いているところがあるような感じだったが実際はヒコーキのキットでも国内メーカーと品質は何ら変らない事で人気沸騰中だ。しかも取扱う製品も多岐に渡り国内メーカーには脅威になってきた。と、その話は置いといて秋に発売された小型の受信機を買ってみた。かなり小型で各メーカーの送信機を自動判別するそうでFF9やFF7でも問題なく使用できる。ただ、送信機のデーターを判別しているので動作開始まで2秒位時間がかかる。アンテナはかなり長く小型機にはかなりじゃまになりそうだけど動作範囲は500mと普通の物とあまり変わりがない、これで\2,800だから驚いてしまう。

Quick CS-44 マイクロサーボ
Quickはヒコーキのキットも精力的に販売しているが最近は小型のRCメカも熱心に販売している。その中で11月頃から扱いだした4.4gサーボ少しまとめ買いしてみた。実際にこのサーボを手にすると今までFutabaのS3103の小ささに驚いたものだがこのサーボはさらにその半分の大きさだ。クリヤブルーのケースなので中身が良く判るがモーターやギヤ、アンプ、ポテンションメーターなどはゴミのように小さい。ギヤのモジュールも小さいのでギヤ欠けがかなり心配になる。
実際に動作させてみると動きはけっこう早い部類でホーンを指で押さえて動かしてもトルクも思ったよりありスチレンペーパーのファンフライの大きな舵面でも問題はないと思う、\2,000という値段も魅力的だ。写真は大きさを比較するためにFutabaのS3001と並べてみた。

スチレンペーパー
ヒコーキを作るにはこれがなきゃ始まりません。ところがホームセンターに行ってもなかなか置いていなくてあったとしても5mmの物しかなくしかたないので通販でサイズが550×800mmで厚みが2mm、3mm、5mmの物を2枚ずつ購入した。送料は軽いけどかさ張るので高く付く・・・・(´д`; ) 
ちなみに通販ショップはこちら です。建築模型材料(大きいビルによく展示している自分自身の模型)やCAD用品を扱っている問屋さんで丁寧な対応で良かったっすよ。値段は2mm厚が\400、3mmが\450、5mmが\600で小売店よりは少し値段は安めの設定だ。


と、色々買ったり何やらしていたらすっかり時間ばかり過ぎてしまい。こんな事なら素直にEASY-BUG買っときゃ良かった・・・・