CellMeter-8 |
去年からCellMeter-4というLipo専用のデジタル電圧計は発売されていたが名前の通り4セルまでが基本的に対応(もう1アクション追加する事により8セルまでは可能との事)という事で購入までは至らなかったが、いよいよ8セル用が発売される事になり予約を入れた。
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写真の通りかなりコンパクトで工具箱に入れて置いても全く邪魔にならない。しかも接続されたLipoを電源とするため電源用のバッテリーも必要としないので使いっぱなしでOKだ。
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飛行後のLipoを接続してみた。左の数値はLipoのトータルの電圧、その下に5セルである事を示している。バーグラフは上段が電気の残量表示、ビジュアルに表示されるので判りやすい。下段はバランシング判定、こちらもビジュアル表示になっていて「×」と「○」の間に目いっぱい「■」が表示されていればバランスは良好となる。ちなみにこのLipoは十数回飛行してかなり良い状態だ。
ちなみに過放電やバランスがNGの場合はこの画面が表示される前にアラートが表示されとの事だ。 |
接続コネクタの下にあるボタンを押すとビジュアル表示から数値表示に遷移する。上段の左からセル数、Lipoのトータル電圧の詳細、少数3位までの精度があるようだ。そして残量の百分率表示、今までは充電しないと使用量が判らなかったが、これですぐ判るので個人的にはかなり助かる。
下段は最も電圧の高いセルの電圧と低いセルの電圧、そしてその電圧差。写真では0.007Vなのでバランス判定でOKになっているようだ。 |
今度は買ったばかりで1回しか飛ばしていないLipoを接続してみた。ナラシ飛行だったので中スロー以上にしなかったので残量はかなりあり、やはりバランスはあまり良くない。
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ナラシ飛行はタイマーで8分間飛ばして降ろしたが案外残量が残っている。バランスも電圧差が0.026Vあるのでこのパックではまだパターンは通してやるのは良くないと思う。
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各セルの電圧の詳細、1番低い電圧のセルがさらに0.001V下がってしまっている。
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少し前に新規にLCL4200-5Sを1セット(2本)を買って飛行場で充電を行おうとしたが1本すぐに充電器がエラーを出して充電ができなかたが、その時は購入したばかりのEOS1210iで充電中の電圧を測定して1セルが異常になっていてバランサーが充電を止めていた事が判った。かなりアタフタしたがこの時にCellMeterがあればすぐに判明したはずである。
違うページでも書いたが受信機のバッテリーはFutabaからも専用チェッカーがあるが、動力用Lipoもこれでチェックすればかなりのトラブルを未然に防ぐ事ができると思うので検定会や競技会にもかなり有用なアイテムだ。 |