プロペラバランスについて |
電動機に限らずプロペラは飛行性能を左右する重要なアイテムだ。モーターやエンジンの最大限に引出すにはまずはプロペラのスタティックなバランスが取るのが最も基本的なチューニングとも言える。
バランスが悪くて振動が発生しているという事はモーターやエンジンのパワーをその振動でロスっている事になる。限られたパワーを最大限に生かすためにもプロペラのバランス調整は慎重に作業しよう。 |
エンジン機と違い電動機は今だにデータの定量化が進んでいないのでプロペラはゾロゾロ増えてしまう。パッケージから出していない物まであったりする。
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プロペラを購入する時はこのHyperion製のセンターリングも同時購入しよう。APCのEペラにはプロペラと同じ材料で成型されたセンターリングが同梱されているが成型品は精度に問題があるのでこのリングがお勧めだ。ちなみに5個入りで\280とリーズナブルな金額になっている。
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APCのプロペラはセンター穴が2段になっていて、ドライブワッシャー側が基準穴になっていてセンターリングがしっくり入るようになっている。フロント側は良く切れる歯を使ってボール板にて穴を広げる。サイクロンF3AやHackerのC50などはシャフトが8mmφなので8mmの歯を使う事になるが、リーマーで広げるのはセンターオフになりやすいのであまりお勧めできない。
センター穴が出来上がったらいよいよバランサーを使ってバランス取りになるが、使用するバランサーはもちろん浮遊タイプがお勧め。(゜∀゜) 次に整形用のペーパーは#320、#600、#1200位を用意する。 |