Hyperion LCXシリーズ Lipo
EPSILONには動力用のLipoとしてLCL4200の5セルを使っていたが軽量で、しかも安価で3セット6本揃えてもAirCraftで購入しても\126,480でさらにWebShopならさらに10%以上割引で購入できたのでランニングコストはグロー燃料並みになった。ところが4200mmAと言うのはギヤダウンには良いかも知れないがアウターには容量的に厳しくてスロットルをかなり気にして飛ばさないといけない。気持は5000mmAオーバーのサンダーパワーのTP5300やフライトパワーのEVO20-5000あたりのLipoが欲しかったがこれまでは3セットそろえると3Dingo(軽く20万円オーバー)なのでLCL4200を使っていた。
最近になりフライトパワーのEVO-F3Aあたりはかなり値段がこなれてきて、そしていよいよHyperionからLCXシリーズが発売されたのでいよいよリプレースする事にした。
今回購入したLipoを並べてみた。KATANA90e用にLCX4250-4Sが2セット4パック、フルサイズ機用にLCX5350-5Sが3セット6パックの計10パック。GO-MODELの松田さんにお世話になりボリュームディスカウントをやってもらい20マンセーでかなりお釣りがきた。
ちなみにビニールテープで色分しているのはセットにしているパックのペアを間違わないようにする為のものです。番号だけでは間違う時もあるので色を付けてみました。
サイズ的にはLCX4250-4Sの方が全長が長いが厚みは薄い、LCX5350-5Sはは全長は短いがかなり分厚くなっています。前後にはしっかりとした緩衝材も入っているようです。
フライトパワーのEVO-F3Aのようにアンプ側のハーネスは長目にLipo同志の接続用のハーネスは短くしてみました。ショートの危険性もほとんど無くなりかなり有効だと思います。
LCX4250-4Sはナラシも終りパターン飛行をしていますがバランスが良いのでナラシ後はダイレクト充電ばかりやっていますがCell-Materを接続してみると写真の通りです。大体0.002〜0.005Vの電圧差でバランス充電の必要が今のところありません。
また、LCXシリーズはコンスタント18C(5350は16C)、バースト27C(5350は25C)と放電量は高くはないが容量あたりの重量が他のLipoよりも圧倒的に軽く同じ重量なら容量は2割位多いので結果として放電量は同じ重量のLipoと何ら遜色はない。
 LCX4250-4S
 サイズ (w×h×d mm)
 重量 (g)
 コンスタント
 バースト
 46×151×30
 381
 18C/76.5A
 27C/114.75A
 LCX5350-5S
 サイズ (w×h×d mm)
 重量 (g)
 コンスタント
 バースト
 48×139×50
 588
 16C/85.6A
 25C/133.75A
LCX4250-4Sはコンスタントに76A流すことが出来るのでこのクラスでは全く余裕だ。またLCX4250-5SではHacker C50などのギヤダウンを積んだフルサイズ機にもLCL4200の代わりとして使える。
LCX5350-5Sはコンスタントに85A流す事が出来てやや流れるアウターでも十分に対応できる。ちなみにアウターで地上で90A以上流れてしまう設定はメルトダウンの危険性があるので85A位が上限とした方が良いと思う。ちなみにハイディチャージタイプのLipo、例えば同じHyperionのLVX5000-5Sは642gも重量がありこちらに交換するだけで100g以上軽量化が可能だ。
当初は1セットだけフライトパワーのEVO-F3Aを購入して本番用にしようと考えていたがこれだけ調子が良いのですべてHyperionで通してしまおうと考えている。ちなみにHyperionのLCXシリーズとフライトパワーのEVO-LITEシリーズは同じセルでメーカーはいつものポリクエストだと思われる、と言うかこの2メーカーはセルをポリクエストが供給していると言った方が早いと思います。
この3セットで300フライト出来てしまうとコスモのブラックスペシャル20-25の16リットルを10缶分を量販店で購入する金額とほぼ同じになるのでランニングコストに関してはもう全く遜色は無い。フライト回数をこなす人にこそ電動機はお勧めな時代になりました。
 【 追記 】
LCXシリーズの特徴はまだありました。KATANAはLCX4250-4Sを2セット、EPSILONはLCX5350-5Sを3セットで運用していますが、実はEPSILONではLipoのナラシがメンドイのでまだ2セットで運用しています。1セットはナラシもやってなくてまだ飛ばしてはいません。
と言うのも2セットで充分に飛行回数が稼げてしまいます。と言うのもLCXシリーズは充電時間が他のLipoと比べると2/3位で完了します。さらにばろの群長は95%充電率で使っているので充電時間は45〜50分位で完了します。LCL4200が90〜100分位かかるのに比べると正に画期的です。
飛行後クーリングに10〜15分位かけた方が良いのでインターバルは1時間10分位で2セットならその半分の時間になります、3セットなら1/3になるじゃないかとツッ込が入りそうですがそこまでやるには充電器が3台必要になりますが・・・・
とりあえずインターバルは最新のLipoではすでにニッカドに迫ってきました、ますます電動機がF3Aには最適なパワープラントになってきました。