EPSILON (CA Model / 東新化成) |
【機体関係】 |
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送信機 |
Futaba 1024ZA WC |
受信機 |
Futaba R1149DP |
エルロン サーボ |
Futaba S9101×2 (analog w:45g t:3.1kg 0.16sec)
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エレベーター サーボ |
Futaba S9250 (digital w:55g t:5.5kg 0.11sec) |
ラダー サーボ |
Futaba S9204 (analog w:53g t:9.5kg 0.19sec) |
バッテリー |
Futaba NR-4J 4.8V 600mmA ニッカド電池 |
構造 |
主翼:スチロールコア、バルサプランク 胴体:スチロールコア、バルサプランク / ベニアトラス構造 |
仕上 |
オリジナルフィルム仕上 |
重量 |
約4.7kg(動力バッテリー込) |
初飛行 |
2007/01/03 |
【パワープラント】 |
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モーター |
Electronic Model CyclonF3A |
アンプ |
Hyperion HP-TITAN-85HV-PO |
動力バッテリー |
Hyperion LCL4200×2 (18.5A 4200mmA コンスタント16C、バースト20C 475g) |
【運用データ】 |
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APC 19×12E |
6350rpm / 70A |
今のところ旧型Cyclonにちょうど良い感じ |
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APC 20×10E |
6650rpm / 64A |
回りすぎ、大ダイヤ、小ピッチだがその割りに引きが弱い→NG |
■ 機体について ■ |
MKのTopStar-Eは図面をながめると色々理解に苦しむ所があり、納得でいないところが多々ある。特にMKではギヤダウンのほかにもCyclonなどのダイレクトも扱っているのに設計はギヤダウン専用となっている。ダイレクト用にはかなり改造しないといけないのでほとんど製作意欲が失せていた。
そこでARFで手軽に完成させることができるDO-TOPの後継機を探していたが140クラスではエンジンマウント回りをかなり改造の必要がありなかなか電動化には良い物がなかった。特に清水模型のICE POINTはかなり安価で完成重量も比較的重くならないようなので良いかなと思ったがやはりエンジンマウントの関係で断念した。 そんな時ラジ技を見ていると東新化成が扱っているCA Modelからややアクロ系ではあるがEPSILONが良さそうである事わかった。エンジンマウントはハイドマウントを防火壁に取付ける構造でほとんど50クラスのヒコーキと同じだ。ただその為このヒコーキは標準タイプのマフラーしか装備できない、ハットリ製のショートマフラーなどは一切装備できないのでエンジン機とする場合はいったいどうするのだろうか? アクロ機にもスタント機にも使えるという何とも中途半端な設計思想だが、実際にはどちらにも使えるというものは結局どちらにも使えないというのがほとんどだ。傾向とするとやはりアクロ機寄りになっていて、エルロンは大面積のフルエルロンタイプだがエレベータはアクロ機にしては小面積だ。コブラやエレベータは比較的ムズいヒコーキかも知れない、胴体の後部は比較的細いので風見効果が出やすいと思う。ところが妙にテールモーメントが長く尾翼容積もしっかりあるので確かに舵角を落とせばスタント機にとりあえず使えるかなと思う。 このヒコーキは中国製ではないARF機としては比較的安価な12、8マンセーという値段だがその秘密は胴体上部はスチロールコアに2mmのバルサプランク、胴体下部は何とレーザーカットベニアによるトラス組でコストを下げるのに貢献している。ただ胴体下部の断面はは真四角になっていてかなりイケていない。だたペリーパンがなく脚が胴体下面に直付けなので特に長い脚を使わなくても十分にプロペラと地面のクリアランスを確保できる。ボーリーのラージを使ったところ何と15cm位になり多すぎてしまった。 今回はなるべく安価に電動のフルサイズ機が飛ばせるようになるか挑戦してみた。関西方面でも色々工夫して電動機の方がエンジン機よりも安くなるという話を聞く、とりあえずモーターは手持ちのCyclonF3AだがHyperionのZ5025も入手したのでこちらもいずれテストしてみたいと思う。アンプはHyperionのTITAN 90Aを使うのが一般的だと思うが最近はギヤダウンは電流的に余裕があるので85Aがよく使われている。回路的には同一で冷却を充分に行えば問題はないということでメモリ用のヒートシンクを取付けてみた。バッテリーは安くなったHyperionのLCL4200の5セルを2本、重量も2本で1kgを切るのでLVX5000よりも300gは軽量なので重量的にも有利だ。この組み合わせはYSエンジンを買うよりも安く、1セットのバッテリーで120フライト以上できればエンジン機よりもランニングコストも下がる。あと周辺は充電器も以前は高額なシュルツしか選択肢はなかったがEOS1210i+LBA10×2という組み合わせ、親電源のVoyagerと色々購入する物はあるが思ったより単価は高くはない。 |
■ 製作について ■ |
アウターを搭載する場合よく見るのが防火壁にダイレクトにバックマウントする方式だがスラストが調整しにくいのと空気流を作りにくいので個人的にはイマイチだと考えている。DO-TOPでも採用した方法でモーターを一旦2mmのジュラ板に取付けてそれをアルミシャフトで防火壁やマウントに取付ける構造にしている。この構造は伝説のワールドチャンピオンのプレトナ氏がスープラフライやスープラスターに用いていた構造で非常に合理的な手法だと思う。
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まず防火壁には直接モーターを搭載するわけではないので穴を開けまくり、かさ上げ用のボックスは3mmのベニアであまり大胆な肉抜きはしなかったのでエンジンを取付けても充分な強度があるのでやや強度オーバーかも知れない。カウリングとスピンナーの位置を合わせるのがなかなか困難で今回も少しズレてしまった・・・・(´д‘; )
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バッテリーは胴体上部をハッチにして胴体内に搭載しようと考えていたが工作が面倒になりペリーパン部に搭載する事にした。するとLCL4200を2個並べた幅とペリーパンの幅がほとんど同じだったのでちょっと空気抵抗が気にはなったがむき出しに搭載する事にした。
冷却効果も充分でバッテリーも人肌程度しか温度は上がらない。 |
胴体下部にかなり大きなダクトを付けてみた。かなり効果があるようで冬という事もあるがモーターが着陸直後でもほとんど熱を持っていない。かなり熱くなるDO-TOPとはエラい違いだ。やはり空気流を確保する時は抜ける方をしっかり施した方が良い結果になることがよく判った。
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機首と脚回り、写真では判りにくいがカウリングはかなり大きくて頭の大きなばろの群長でもかぶる事ができる。カウリングとスピンナーの位置出しがかなり大変で、ばろの群長はスピンナーのバックプレートに8mmの全ネジシャフトを取り付けて防火壁にセンターをマーキングした。
脚はジュラ製、スパッツはFRP製が付属するが重くなりそうなのでボーリーのF3Aラージと使いなれたOK製のPP製のスパッツを使用。非常に丈夫な足でハードランディングで胴体のほうが壊れてしまう。(TДT) スパッツも丈夫で1年位使えるが冬場に割れてしまう。 ちなみにこのキットのに使われているベニアは比較的安物で積層してる接着剤が弱く、ある程度飛行すると脚台ごともげてしまうのでこの部分は日本製の航空ベニアなどに交換した方が良いと思う。本機ももげてしまったので脚台をすっかり交換してさらに補強材も入れてある。 |
エルロンはアクロに使う事はないのでフルエルロンを切って翼端エルロンに改造。フィルムの色が合わないのでオラカバで配色を追加、エアーブレーキも良く利くようになるか?
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■ 飛行編 ■ |
まずは飛行させて1番気になるのはウルサイ事、DO-TOPが割合静かだったのでよけいに感じる。特にスロットルが1/3位の時はブ〜ンと言う強力な共振音がする。まあフルスロットルの時もやはりかなり音がして、さらに最スローで垂直降下する時もブォーと言うプロペラの風切音もかなり鳴るのではっきり言ってエンジン機よりもウルサイ位だ。
原因は胴体が半分以上がトラス構造で飛行時の空気流とモーターの振動でフィルムがリード状態になってしまっていて、はっきり言って対策しようがない。ちなみに某社の2重反転プロペラを搭載した試作機は主翼や尾翼もフルプランクではないので一体どんな飛行音がするのか興味がある。 飛行に関してはやや小型の水平尾翼なのでテールはけっこう長いがいまどきのスタント機としては尾翼容積が不足気味、特に機速がなのでピッチ方向の安定性はかなりイマイチ、もう2〜3割程度面積があると良い感じになると思う。まあ純スタント機ではないのでしかたがない所ではある。 垂直尾翼はかなり大型なのでヨー方向の直進性は良いと思われるがただでも風に弱い電動機、横風になるとくびれた後部胴体も手伝って風見効果がやたら出る。いずれ5cmほど切り取って見ようとも考えている。 比較的軽量に仕上がっているのでエンジン仕様なら4.5〜4.6kg、電動でも1個600gオーバーの重たいLipoを積んでもギリギリ5kg以内で仕上がると思う。 |
飛ばしているとどうしても垂直上昇や垂直降下ではダウン癖がかなり気になるので胴体下部のエアダクトが原因と思い取り去って代わりに胴体後部にサイドに付けてみた。後部の抵抗増加による直進性の向上とさらに空気流入を狙ったが空気流入に関してはモーターがあまり熱を持たなくなりこの設定のまま夏場でOKな感じになった。直進性に関してはその違いはよく違いは判らない。
サイドスラストは色々セットしてみたが今の所、2度くらいで落着いているがエンジン機のように簡単に決まらない。正面、背面、さらに垂直上昇となかなか落し所がなくすべての状態でベストな角度がなくどれかを我慢しなければいけない。試しに4度位つけてみたが垂直上昇の引起しは良い感じだが徐々に右に取られて行くという状態になってしまう。大口径のプロペラを使っているがサイドスラストはエンジン機よりも少なめで良いと思う。ただし引起しで左グセは出やすい。 |
■ 履歴 ■ |
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