Hyperin EOS SENTRY
先週のフタバ杯の帰りにFUNFUNに寄って色々とお買い物、そしてこのHyperionのバッテリーチェッカーを購入してきた。以前から気になる製品ではあったがセルメータを使っているし特に必要は感じなかったが最近は受信機の電源にLiFeを使うようになったのですがセルメータはLipo専用なのでLiFeも使えるバッテリーチェッカーが必要になり購入した。
値段はAirCraftで\2,500ほどで激安でホンマに使えるんかと思うがHyperion製品は使えないものは今まであまりなかったのです。セルメータと比べてみてもけっこうコンパクトです。日本語のマニュアルが付いてますが読むのが嫌いなので目を通していませんが充電器のように操作で迷う事はなく使えました。
それではさっそくチェックして見ましょうか、
このチェッカーはLipoやLiFe、リチュウムイオンの他にもニッカドやニッケル水素にも対応しています。それではこの手のバッテリーのデファクトチェッカーであるフタバのものと比較して見ました。
最近すっかり使わなくなったニッカドなのでとりあえず充電したので電圧が高めです。このチェッカーは1Aの負荷がかけてあるので比較的実際に使っている状態に近いと言うことですが今はサーボの消費電流がかなり増えているので1Aの負荷でも安心できません。
次のEOS SENTRYですがやはりフタバ製よりも高めに出ます。また充電も充電器のクーロン計で半分位しか入れてありませんが容量は99%と表示してしまいます。古いニッカドほど充電したての状態で端子電圧が高くなってしまう傾向があるのでこの機能は使えません。
次にニッケル水素をまずはフタバ製のチェッカーで計ってみます。このバッテリーはかなりくたびれたと言うか死にかけたモノなのでたとえ1Aでも負荷をかけるとかなり電圧が下がってします。
EOS SENTRYでは負荷をかけていないと思われるのでやはり高めに出ます。基本的にこの手のバッテリーは古くなってくると充電したては端子電圧が高くなるので電圧でのみで残容量をチェックするこの手のチェッカーは使えません。
次はいよいよのLipoの測定ですがまずはセルメータで計ってみます。LipoはMissWind50で使っているHyperionのG325 5000 6Sです。まだ新しいLipoなのでバランスもバッチリです。セルメータは出荷時にすべて表示電圧を調整して出荷しているのでかなり正確に表示します。また表示する電圧も筐体差がなく値段は高めですが確かな製品です。
F3Aフライヤーに限らす電動機をフライトしているならぜひ揃えたいアイテムです。
EOS SENTRYはなぜかトータル電圧表示は百分台です、まあ通常の使用なら問題はないのですが下記のセル単体の電圧や電圧差はさすがに千分台で表示するので問題はありません。
残量表示はセルメータよりもかなり少なめに表示しますができたらセルメータと同じ位の値が出ると助かるのですが・・・・
次に機能を少し使ってみますか、”CELL”ボタンを押すと各セルの電圧を千分台で表示する事ができます、精度は不明ですが・・・・・。写真では1セル目を表示していますが押し続けると表示セルがインクリメントします。まああまり使うことはないと思いますが・・・・
今度は”MODE”ボタンを押してみます。電圧差の表示になりますがセルメータとかなり差があり心配になります。ただ千分台の表示になるのでとりあえず使えます。
少し写真がボケてしまいましたが更に”MODE”ボタンを押すと一番電圧の高いセルとその電圧、残容量を表示します。こちらも千分台です。
もう一度押すと今度は最も低い電圧のセルを表示します。

機能がボタンに割り振られているのでマニュアルがなくてもとりあえず使えるのでかなり便利です。安いので何台か購入して家やフィールドですぐ使えるように各々の場所に置いておくと便利だと思いますがコスト的に表示電圧を調整していないと思われるので筐体差があると思うので使いにくいかも知れません。また上記でも書きましたがニッカドやニッケル水素には基本的に使わない方が良いと思います。
マルコム的にはLipoに使うよりもLifeに使う予定ですがリチュウムイオンのモードもあるのでエンジン機でレギュレータでそれらのバッテリーを使う人には必要なアイテムになると思います。ちなみにリチュウム系のバッテリー(キャパシタと呼ぶ方が正解との事です)は新しい物と古い物でも電圧の差が出にくいのでこのような測定法で容量の目安にする事ができます。