マルコムが患った網膜剥離について |
ここ3年弱、網膜剥離という目の疾病に悩まされていましたが11月3日に貧血で倒れた時に顔面を強打した時にいよいよ病状が悪化してしまい速攻で入院、手術が必要な事態となってしまいした、ところが知らないと言うのは恐ろしいもので危険な状態で10日ほど普通に生活してクラブ対抗戦にまで出場していました・・・・(´Д`) 網膜剥離は痛みが無いので事態を悪くしてしまうようです、そこで自分の見忘録として、またこの病状の初期段階の人に少しでも何か役にたつかも知れないと思いイメージ図を含めて書いてみる事にしました。 |
まず現れた症状はモザイクみたいに見える所が出現してきました。この頃は仕事がかなり忙しく疲れ目かなと勝手に考えて、忙しいのにかまけて目医者に行かなかったのが、今考えると悔やまれます。 上の画像はちょっと誇張しています、ただこの頃からヒコーキが見難くなってきました。 |
で、とうとう網膜が損傷してしまいました・・・・、剥離した部分はわずかでしたが視界のセンターで視線に追従してくるので煩わしいの何のって言い表せないですね。 病院でレーザー治療を受けて症状が進みにくくしてもらいました、費用は1/2Dingoでしたがけっこう高額です。 |
貧血で倒れて顔面強打でこの様な状態になってしまいました。眼科の先生に言われるまで上の黒い部分に気が付きませんでした。黒い部分から雪崩的に剥離が進み失明の恐れがあるということで緊急入院になりました。 手術前に先生にこの状態での手術は成功の確率は90%と言われてしまい、残りの10%の方になってしまったらドないしようと思いかなりブルーになりました。 |
手術の後はしばらくこんな感じでピントが合わず、しかも縫合部を保護する為に散瞳薬をしっかりしているのでカメラで言えば露出オーバーになっている状態です。硝子体(しょうしたい)、要は眼球の内部にある無色透明の液体ですが手術ですべて抜いてしまい替わりにガスを入れてそのの圧力で網膜が剥がれてこないようにします。 2、3週間でまた自然に水(硝子体)が溜まってきますがそれまではこんな感じです。そして術後は診察以外は下向き、うつ伏せ睡眠のつらい生活が始まります。 |
手術から1週間程すると少し水(くどいかもしれませんが硝子体)が溜まってきます。ちなみに人間の目の水晶体は凸レンズなので像は天地逆に見えるのですが脳の画像処理により反転しています。なので水は上に見えます。
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水が半分位まで溜まってくるとまるでプールで顔を水面に半分出した状況とほとんど同じ感じです。ただ常に下向き生活なのでこんな感じで見えるのは診察の時だけです。
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マルコムの場合は水の溜まり方のペースが遅かったのでこの様な状態になるまで2週間かかりました。
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上記の状態で下を向いている時はこんな感じで丸く見えます。ちなみにこの絵は特に誇張している訳ではなく、けっこうこんな感じに見えます。
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ちなみに泡なので歩いたり首を振るとこの泡が揺れるので酔います。しかもこの泡、目をつぶっても見えるし夜、消灯しても真っ黒い中にほんのりと白っぽく見えるので始末が悪かったですね。この状態が3、4日程しぶとく続きなかなか泡が消えなかったので酔いっぽかったです。ゆっくりですが次第に小さくなり朝起きてみると消えていました。そして下向き生活ともおさらばですが、この間の長かったこと・・・・
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ちなみに網膜剥離の予備症状として飛蚊症(ひぶんしょう)があります。マルコムは20年近くこの症状で、けっこう本物と特別がつきませんでした。ちなみにオンマウスとオフマウスの繰返しにて雰囲気が出ます。
手術に関してはまだ症状は軽かったのですが白内障も手術し眼内レンズを入れてもらいました。ちなみに水晶体が白内障で曇っていると網膜の外科手術で眼底が見にくいと言う事でセットでやってもらいました。 (2011/12/30 記) |