冬眠からさめてみると・・・・

今まで多少のブランクあり休止していたことが何度かあったけど、今回この世界に再び足を踏み入れてみると以前にはない大きな変化があった。前回はパターンにターン演技が加わりスピードの時代から機速を抑えたフレーム重視となりヒコーキのサイズがひと回りほど大きくなっていた。で、今回は演技は劇的に変化はなかったもの機体に関するルールが大きく変更になり、エンジンは無制限となり、逆にサイズや重量が制限されるようになった。サイズに関しては2mルールという奴で2サイクル10cc、4サイクル20ccの時代からはまたまたサイズアップすることになり、う〜ん、このサイズだと普通の車だと乗らんな〜、とちょっと憂鬱になったりする。
まあ、スタントの世界はとりあえず置いといて、大きく様変わりしたのはやはりファンフライというかアクロというジャンルがスタントとは別に大きく脚光を浴びている事だ。これには現F3Aチャンピオンのベイサン、ルルー氏の影響が多分にあると思うけど、トルクロールとかコブラなどの演技には魅力を感じる。ひょっとすると近い将来にはF3Cのようにホバリングやコブラなどとトルクロールなどのピルエットを組合わせたような静演技と今までのような上空演技でF3Aのパターンが構成されるかもしてない。何よりも現状のルールではエンジンの制限がないのだからこの可能性がない訳でもない。
ということでホバリング系の演技が以前はなかった目新しい演技で、冬眠からさめてみると妙に気にかかる。早速、本屋さんに走り何か参考になる本はないかと探してみると、やっぱりありますね〜、竢o版というところから「ファンフライでトルクロールをマスターしよう」という本だ。でも待てよ、竢o版といえば別の月間誌では写真ばかりで中身が薄いといわれている出版社だ。でも、すいません「レトリーバ」という愛犬家向けの雑誌は情報と写真の質が高くいつも買っている事を忘れていました。と言うことでさっそく買ってきて読んでみるとミイラ取がミイラ状態ですね。その昔、ラジコンのヒコーキをひとりで飛ばせるようになった時のような感じで、エンジンはどれを買おうか、ヒコーキは何が良いか、サーボはトルクがある方が良いのか、フムフム・・・・という感じでいつの間にかスタントはすっかり頭のすみに追いやられてしまっている。 と、少し冷静になってスタント方面をインターネットで色々と検索してみるとやはりベイサン、ルルー氏のヒコーキはやはり良いという事でガリレオ、エアロワークスさんに問合せたところシナジーもマジェスティックもどちらも在庫しているとの事、だがコンポジットキットというカーボン胴とスチロール翼の組合せのキットはスペシャルパーツも多く含みお値段は\135,000、翼にマイクログラスを張り、カラーリングにはフイルム張り、ウレタンフィニッシュというばろの群長式の手間なしで仕上げるための生地完は\180,000・・・・う〜ん、8月に車を水没させてしまい修理代がけっこう来そうなのですぐには買えそうもない。これは暮まで指でもくわえていることしよう・・・・
それでお手軽にRCをやるにはやっぱりファンフライということになった。さっそく得意のオークションで色々集め出したがオークションの魔の手で、ついつい不要な物まで落札してしまい気がついた時にはガリレオさんのところの140クラスのキットが買える位、お金を使ってしまっていた・・・・

(2002/10/18 記)